VHS喫茶「TAN PEN TON」に行ってきたよ ~下北沢観遊記~

VSH喫茶「TAN PEN TON」に遊びに行った報告回を各Podcastプラットフォーム上で公開しました。


「TAN PEN TON」回を聴く

下北沢、いい街

いらっしゃい。ギリィです。こちら本日のお通しとなっております。

佐島君に誘われるかたちで、ほいほい下北沢に行ってきたのですがいやあ~いい街ですね。

目的は自主製作映画をVHSで観ながらお茶を飲めるカフェ「TAN PEN TON」を体験してみようということでしたが、気になるものが多くて結構寄り道してしまいましたね。放送ではVHSカフェで得られた栄養をメインに、寄り道の過程やその時の気持ちなどを国語の文章題ばりに話しているので聞いてもらえればと思います。

それはさておきいい街だなぁ~下北沢ァ……なんていうか町が小綺麗なんですよ! いろんな店が立ってるけど一つ一つの外装の主張が少なく謎めいていて、いざ入ってみると趣味全開のとがった内装をしているみたいな。散策する楽しみがありますね。
メインストリートにベンチなんかもあったりしたので、ふとした時に腰を下ろして話せるのも、町が内包するどこか「余裕で落ち着いた」雰囲気の演出に一役買っている気がしました。

あと全然ゴミが落ちていない。
自分歩いていてゴミを見かけると拾って帰るのですが(嘘)、目につかなかったのでこの日は手ぶらで歩くことができましたね。いやぁ~よかったよかった。

下北があまりにもおしゃきれいだったので不安になり、自主的に帰りに歌舞伎町を散歩してきたくらいですからね。

大通りのど真ん中で座り込んで泣き叫んでいる女性、隅で四つん這いになったまま地面を見つめて動かない男性、ごみの間にうごめく巨大なネズミ、網膜を焼き鼓膜を震わすホストクラブの爆音映像広告などを摂取して「やっぱ人間はこうだよなぁ~」って精神のバランスをしっかりとって帰りました。

汚い部分も大事だからね。「白河の清きに魚も棲みかねて もとの濁りの田沼恋しき」的な。

まあでも目に優しいのは圧倒的に下北沢ですね。目と精神の健康を大事にしたい人は下北沢に住むといいと思います。

そういうわけで私は下北沢に住んでみようと思い立って早速荷物をまとめ、家賃相場をしらべました。

独居中年やし、1Kとかでええやろ。そんないかんやろ。

95,000円

フゥー……(荷物を元に戻す)

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